2021年11月21日(日)、全国で2例目の地域コミュニティ型こどもホスピス「うみとそらのおうち」が、横浜市金沢区に開所します。
以下、この施設の詳細ついてまとめました。
横浜こどもホスピス「うみとそらのおうち」について
横浜こどもホスピスは、療養生活を送る子どもや家族を支える地域コミュニティ型の通所施設です。2021年11月21日(日)に横浜市金沢区に開所します。
コンセプト
- 子どもと家族が、生き生きと過ごせる場所
- 家族一緒に、子どもたちの「やりたい」「やってみたい」を叶える場所
- 家族一緒に、楽しい想い出がつくれる場所
利用対象者
LTC※の子どもとその家族
・居住区又は治療している医療機関が横浜市内にある方を優先
・0~18歳(開設当初は0~6歳を対象とする予定)
※LTC:Life-threatening conditionsの略。英国等では、生命を脅かす疾患や病態、早期の死を免れることが困難な病気とされています。
[LTCの例]
・小児がんなど根治的治療によって治癒するかもしれないが功を奏さない可能性もある病態
・神経筋疾患など早期の死は避けられないが、延命治療による延命が得られる可能性のある病態 ・代謝性疾患や染色体異常など進行性で根治的な治療がないため、緩和ケアに限られる病態
利用の流れ
1日2~3家族の利用を想定しています。
- 会員登録
- ヒアリング(子どもや家族の希望や体調を最優先に個別のプログラムを決定)
- 来所(遊びや学び、食事、入浴、休息などの個別プログラムを提供)
- 退所・ご帰宅
地域貢献・普及啓発活動
- 医療・福祉・教育関係者、学生、地域住民等を対象としたこどもホスピスや小児緩和ケアに関する勉強会「小児緩和ケアネットワークカンファレンス」を実施しています。
- 地域行事への参加や交流、施設でのワークショップの開催、ボランティア活動を通し て、「顔の見える関係」をつくっていきたいと考えています。
- 横浜こどもホスピスに関する情報は、URL(https://bit.ly/2ZZpsyI)からご覧いただけ ます。
運営主体
認定 特定非営利活動法人 横浜こどもホスピスプロジェクト(代表:田川尚登氏)
- 看護師や保育士が常駐し、子どもに合わせた個別のプログラムを提供します。
- ボランティアが多く参加し、子どもと家族を支えます。
- 遺贈をはじめ、多くの企業や個人からの寄附や助成金によって運営しています。
横浜市の支援
- 市有地の無償貸付(30年間)
- 事業費(看護師の人件費)の一部補助(開所後5年間/年間500万円を上限)
- 横浜市は、地域との連携や交流を通じ、支援の輪を広げ、横浜こどもホスピスが地域に根差した施設になること、また、開所をきっかけに、治療中心の生活を送る子どもや家族に対する理解を進め、子どもや家族が安心して暮らせるまちづくりを目指します。
落成式&記念イベントライブ配信(11月21日)
2021年11月21日「横浜こどもホスピス~うみとそらのおうち」がいよいよ落成を迎えますが、落成式は出席者を絞ったハイブリッド形式で行うことになりました。
そこで、全国の方にも視聴できるように、当日は、落成式&記念イベント Facebookライブ配信が行われます。
イベント情報詳細
- 配信日:2021年11月21日(日)
- 1部 落成式 10:30~(45分程度)
<代表挨拶・来賓祝辞・テープカットなど> - 2部 記念イベント 13:30~(60分程度)
司会:応援アンバサダーの大和田美帆さん
<代表挨拶・スターライツによる歌・建設報告とホスピス内覧ツアー> - 参加費 無料 ※事前予約不要
- 視聴方法 配信日に、横浜こどもホスピスプロジェクトfacebookのホーム画面より『ライブ配信』を選択して視聴してください。
https://www.facebook.com/yokohama.childrens.hospice/
「認定NPO法人横浜こどもホスピスプロジェクト」公式ホームページ
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