2020年12月5日(土)から、横浜市緑区では、戦中期に建てられた、横浜市で唯一現存している木造校舎の旧横浜市立山下小学校(現山下地域交流センター)を舞台に、資料室に眠っていた黒板や古い農機具などを活用したアート作品を制作・展示し、作品の制作風景や映像作品などをイベント特設WEBページで配信する「山下学舎(まなびや)文化祭」」を開催しています。
以下、このイベントの詳細について調べました。
「山下学舎(まなびや)文化祭」」について
「山下学舎(まなびや)文化祭」の会場となる「山下地域交流センター」は、昭和17(1942)年に建築された山下小学校の木造校舎を活用しており、横浜市立学校の木造校舎としては唯一現存している歴史的な建物です。
また、山下小学校は、横浜市で最も古い明治5(1872)年7月に「中村学舎」として創立した歴史ある学校です。
それらのルーツを生かして「山下学舎(まなびや)」という架空の学校として蘇らせ、子どもたちをはじめとする「次世代」に地域の魅力(自然、農、歴史、街並み等)を発信するアートイベントをオンラインで開催します。
開催期間
- 令和2年12月5月(土)から令和3年1月31日(日)まで
会場
- イベント特設WEBページ
実施プログラム
アート作品の制作・展示
- 日時:令和2年12月5日(土)から12月13日(日)まで
各日9時から17時まで ※休館日:月曜日、日曜日午後 - 内容:黒板や古い農機具などを活用したアート作品について、制作風景や一部展示を観覧できます。
野外上映会
- 日時:令和2年12月12日(土)16時から18時まで ※雨天時は13日(日)同時刻
- 内容:オンライン配信する作品の制作風景や映像作品等を短編映像にまとめ、グラウンドに設置する200インチのスクリーンで複数回上映します。
- 定員:200人程度
※出入り自由。定員を上回る場合は入場制限・入れ替えを行う場合あり
山下学舎(まなびや)文化祭の見どころ
黒板アート:テーマ「私たちの好きな緑区」
資料室に眠っていた黒板を活用し、緑区内にある県立白山高校美術部の卒業生がアート作品を制作します。
また、制作過程も映像作品として配信します。
ダンスと音楽の映像作品
昭和17年の建設当時の面影が残る旧山下小学校 木造校舎の階段や近隣の緑区遺産3か所を舞台として、ダンスと音楽による映像作品を制作し、配信します。
【近隣の緑区遺産】
恩田川の念仏橋跡、小山村殿様荒川氏陣屋跡、山田右京之進城址碑
https://www.city.yokohama.lg.jp/midori/shokai/midorikuisan/isan_ichiran/
古い農機具等とアートのコラボ
資料室に展示している古い農機具などを活用し、昔の農業の様子や由縁のある人々の想いを伝えるアート作品を制作・展示します。
光のアート作品「ひかりの実」
果実栽培で使われる果実袋とLEDランプを組み合わせた光のアート作品「ひかりの実」を制作し、グラウンドに展示します。(12月下旬まで)
「ひかりの実」は、近隣の幼稚園や小学校の子どもたち等と事前にワークショップで制作を行いました。
子どもたちの作品展示
緑区や身近な地域を題材にした地域学習の成果や作品等を展示します。
【参加する小学校】
山下小学校、中山小学校、長津田第二小学校
野外上映会
オンライン配信する作品の制作風景や映像作品等を短編映像にまとめ、グラウンドに設置する200インチのスクリーンで複数回上映します。
当日は、緑区産の野菜の販売(11時から。売り切れ次第終了)や地産地消サポート店のキッチンカーによる販売(11時から18時まで)もあります。
恩田川沿いのアートパネル
山下地域交流センターでの作品制作・展示期間中(12月5日から13日まで)に、最寄りの中山駅から会場までの道案内として、「農と生き物」をテーマとしたアートパネルを恩田川左岸沿い(中山大橋から梅田川合流地点まで)に展示します。
「山下地域交流センター」について
- 所在地:横浜市緑区北八朔町1777-1
- アクセス:JR横浜線・中山駅〜青葉台行きバス「山下小学校前」下車〜徒歩1分
- 連絡先:045-931-9386
- 開館時間:午前9時~午後5時
- 休館日:月曜日・日曜午後・祝日
(年末・年始)12月28日~1月4日 - 施設:
会議室(研修会・グループ活動等)
図書室(閲覧のみ)
資料室(郷土資料展示)
和室(地域の会合・研修会等)
調理室(老人給食会等)
スポーツ広場(ゲートボール等)
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