2020年6月25日、みなとみらい線「馬車道」駅直結の商業・文化施設「KITANAKA BRICK&WHITE(北仲ブリック&ホワイト)」が開業しました。
この施設のBRICK SOUTH棟 2Fと3Fにあるシェアオフィス「ニサンカイ」も新たにオープン。
そこでこのシェアオフィスを利用する方法や金額について調べました。
シェアオフィス「ニサンカイ」について
文化財で、働く、創る。
ここはかつて、「旧帝蚕倉庫事務所」として1926年に建てられました。
日本を代表する建築家のひとり「遠藤於菟」の晩年の大作と言われる建築群の一つであり、2014年、横浜市指定有形文化財に指定されています。
そして2020年、この歴史ある建造物は、人が流動しアイデアが生まれる新しいカタチのシェアオフィスとして生まれ変わります。
文化財で自分らしく働き、クリエイティブに活動する。
そんな人々の活動が、新しい歴史を紡いでいきます。
出典:ニサンカイ ホームページ
エリアと利用価格
シェアオフィス「ニサンカイ」には、4つのエリアが設定されています。
ブース
アイデアやクリエイティビティを蓄え、新しい表現を加速させる、自分だけの活動拠点。
壁を塗ったり、棚をつけたりなど、自分好みにつくり変える事ができます。
場所 | 部屋数 | 利用料金 |
大ブース | 8室 | ¥45,000 /月 |
中ブース | 10室 | ¥32,000 /月 |
小ブース | 16室 | ¥23,000 /月 |
※鍵付き/電源利用/共用Wi-Fi利用/ポスト ミーティングルーム利用(無料)/ライティングレール
個室
1~5名ほどでのご利用が可能なテーブルが設置された空間です。
場所 | 部屋数 | 利用料金 |
ROOM 1-5 | 5室 | ¥98,000 /月 |
※鍵付き/電源利用/個別空調/共用Wi-Fi利用/ポスト/電話回線応相談/ミーティングルーム利用(無料)/ライティングレール
共有部(2F)
カウンター、作業台、ひな壇、など自分にあったスペースを自由に活用できるスペースです。
新しい出会いやコミュニケーション、創造のコラボレーションが生まれるかもしれません。
パブリックスペース
一般向けにも開放されているスペース。
休憩、ミーティング、イベント、ギャラリー、カフェ、スタジオなど多種多様に使えます。
フロアイメージ
「ニサンカイ」の利用方法
入居スケジュール
- 問い合わせ~現場での内覧(※オンラインでも可)
- 契約~契約必要書類の提出~押印
- 入会初期費用の支払い( 預かり金¥50,000)
※預かり金は退去時に破損等ない場合は返却 - 引越し~利用開始
申込み・問合せは
「ニサンカイ」への申込み・問合せは、ホームページから行えます。
現在見学も自由にできます。気になる方は是非ご覧になってみてください。
「ニサンカイ」へのアクセス
「ニサンカイ」入り口は、北仲ブリック&ホワイトのBRICK SOUTH2階です。
目の前が馬車道駅2a出入口。BayBikeポートもあってとても便利。
電車
- 横浜高速鉄道みなとみらい線「馬車道」駅2a出口直結徒歩1分
- JR根岸線・京浜東北線・横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅東口より徒歩8分
車
- 首都高速横羽線「みなとみらい」約3分
- 駐車場 150台 B1F機械式駐輪場
旧帝蚕倉庫事務所について
「ニサンカイ」のある北仲ブリック&ホワイトのBRICK SOUTHは、もともと旧帝蚕倉庫事務所だった建物です。
その旧帝蚕倉庫事務所(横浜生糸検査所事務所)の設計は、日本最初の鉄筋コンクリート造オフィスビルとして知られる「三井物産横浜支店」(明治44年築、現存)の設計で高い評価のある建築家・遠藤於菟(1866~1943)によるもの。
外観に施された縦のレンガ柱が特徴的な通称「北仲BRICK」は歴史的建造物として現状保存が決定し、横浜の創造的産業・文化の交流・情報発信を目指す拠点として活用されることになりました。
- 構造・規模:RC造3階
- 建築年代:大正15年(1926年)
- 設計:遠藤於菟
- 施工:大林組
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