2020年6月2日のスポニチアネックス発表記事によると、横浜市に初のプロアイスホッケーチームが誕生し、アジアリーグ正式加盟をすることになったようです。
チーム名は「横浜GRITS(グリッツ)」で、本拠地は「KOSE新横浜スケートセンター」です。
以下、記事の内容と、チームの詳細についても調べました。
スポニチアネックス発表記事
横浜市に初のプロアイスホッケーチーム誕生「横浜GRITS」アジアリーグ正式加盟へ
神奈川県横浜市に初のプロアイスホッケーチームが誕生することが2日、分かった。
昨年5月創設の「横浜GRITS(グリッツ)」で、近日中にアジアリーグアイスホッケーに正式加盟する運び。
創設1年にして、2020―21年シーズンからプロリーグに参戦する。
アジアリーグアイスホッケーに所属する東京圏のチームが誕生するのは12季ぶり。
ファンの期待も高まりそうだ。
チーム名の「GRITS」は「やり抜く力」という意味。
選手としても企業人としても一流を目標に“やり抜く”「デュアルキャリア」(二足のわらじ)を理念に掲げている。
引用:スポニチアネックス
首都圏最後のチーム「SEIBUプリンス ラビッツ」は、名門チーム「コクド」から名前を変えながら、第2回のアジアリーグを制覇するなど活躍しましたが、親会社・プリンスホテルの業績不振もあって、2008年12月19日に廃部を発表。それ以降、首都圏のチームは途絶えていました。
横浜GRITSは、12年ぶりのアジアリーグ参加の首都圏チームということになります。
なお、女子部の「SEIBUプリンセス ラビッツ」は現在も活動を継続しています。
横浜GRITSが参戦する「アジアリーグアイスホッケー」とは?
アジアリーグアイスホッケーは日本、大韓民国、ロシア連邦の3カ国のアイスホッケー連盟が参加して行うプロクラブチームの国際リーグ戦です。
アジアリーグアイスホッケーは2003年創立。
日本、韓国、ロシアのプロクラブチームによる国際リーグ戦で、昨季は8月31日に開幕。
日本4チーム、韓国2チーム、ロシア1チームで行われ、ロシアのサハリンが2連覇した(新型コロナウイルスの影響のためファイナル中止となったため、韓国のアニャンと2チーム優勝)。
引用:スポニチアネックス
現在のアジアリーグ参戦チームは7チーム。
- H.C.栃木日光アイスバックス(栃木県日光市)
- ひがし北海道クレインズ(北海道釧路市)
- 王子イーグルス(北海道苫小牧市)
- 東北フリーブレイズ(福島県郡山市、青森県八戸市)
- アニャンハルラアイスホッケークラブ(韓国・安養)
- デミョンキラーホエールズ(韓国・ソウル)
- サハリン(ロシア・ユジノサハリンスク)
これに今年から「横浜GRITS」が加わり、8チームでリーグ戦を行うことになります。
試合の日程
今年の試合日程はまだ発表されていませんが、リーク開始は8月から。
横浜GRITSのホーム、「新横浜スケートセンター」が試合会場になるかもしれませんね。
最新情報は、下記のサイトをチェックしてください。
アジアリーグアイスホッケー 公式サイト
「横浜Grits」について
チーム概要
「横浜Grits」は、KOSE新横浜スケートセンターを拠点に置くプロアイスホッケーチーム。
「デュアルキャリア」をメインコンセプトに、選手たちはプロアイスホッケー選手/会社員として様々なフィールドで活躍しています。
運営会社は、GRITSスポーツイノベーターズ株式会社。
- 社名:GRITSスポーツイノベーターズ株式会社
- 設立:2019年5月
- 代表:代表取締役 臼井亮人
- チーム名:横浜GRITS(YOKOHAMA GRITS)
- ホームタウン:神奈川県横浜市
- ホームアリーナ:KOSE新横浜スケートセンター
- 理念:夢と生きる活力に満ちた社会を創る
アイスホッケーを、野球、サッカー、バスケットボールに並ぶ、メジャーなプロスポーツにしたい、に情熱を注ぐ次世代や現役アスリートたちが、夢をもってプレイできる環境を整えたいという代表の臼井氏をはじめとするサポーター達の想いが、チームを発足させました。
GRITSに所属する選手は全て「競技活動と仕事の両立」という「デュアルキャリア」による参加が特長。
これも選手たちが安心して競技生活をまっとうできる仕組みのひとつとして、注目されています。
「やり抜く力」という意味の「GRIT」、「日本のアイスホッケー界に変革を起こし、グリッツに関わるすべての人に夢と生きる活力を提供する」という夢をやり遂げるために、私たちも応援したいと思います。
横浜Gritsのホーム「新横浜スケートセンター」について
新横浜スケートセンターは、1990年10月に完成した屋内型スケートリンクです。主にプリンスアイスワールド、アイスホッケーの試合、アイスショーなどのイベントを行っています。
2017年10月に化粧品メーカーのコーセーが3年間のネーミングライツを取得し「KOSÉ新横浜スケートセンター」と呼ばれています。かつては「SEIBUプリンス ラビッツ」の本拠地でもありました。
- 住所:神奈川県横浜市港北区新横浜2-11
- アクセス:
JR横浜線・市営地下鉄の新横浜駅〜徒歩5分
新横浜プリンスホテル〜徒歩7分 - 収容人員:2,446名(固定席 1,392名 立見1,054名)
- リンクの大きさ:30m×60m
- リンクの面積:1,800㎡ (国際規格リンク)
「新横浜スケートセンター」公式ホームページ
「横浜Grits」公式サイト
「横浜Grits」公式ホームページ
「横浜Grits」公式Facebook
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